2007年7月18日水曜日

試験について

下記のメールを最近私にメールを送ってくれたすべての受講生に送ります。

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このメールを最近私にメールを送ってくれたすべての受講生に送っています。

一人一人のメールに十分に答えることができないですみません。採点の段階で必ずメールを読み直して、評価に入れます。私が答えられなかった質問があった場合もそのことを考慮します。

このメールをブログで公開しています。長過ぎて、ケイタイなどで読むことができない場合はブログで見てほしいと思います。

春学期には思うようにこのブログを更新できませんでした。ブログやメールでの受講生の皆さんに対するサーピスを私が十分できなかったことを試験を採点する際考慮しますが、できるだけ自力でいい点が取れるように頑張ってもらいたいと思います。

さて、講義などでも説明しているように、試験の問題は試験に関する第一部とテキスト(『タテ社会の人間関係』)に関する第二部という構成になっています。第一部では6つほどの問題のなかから3つを選ぶことになります。それぞれは20点満点ですので、前半は60点の配点です。後半は40点で、全体で100点満点です。

マメに授業に出席し、普段からノートをとり、私にメールで要約などを送っているなら十分点がとれると思います。最後の講義でいい忘れたのですが、以前言っていたように、問題の文言と回答がよくかみ合うようにすることを心がけてほしいと思います。例えば、「何々を書いた上で」という言葉が問題にあれば、その「何々」を先に書いてくださいね。あるいは「何々を説明してください」とあれば、数語のメモ程度では足りないでしょう。講義を聞いていない第三者でも、回答を読むだけで意味が十分に伝わるようにしてください。

欠席した講義内容を確認したい場合には、今までのスライドなどを学内私書箱で見ることができます。ただ、普段から講義に出席している場合は、自分自身の講義ノートなどを見直すだけでいいだろうと思います。

後半の『タテ社会の人間関係』について3点に気をつけてほしいと思います。

1. 先日の講義で私が言ったことだけを書いて終わりにしようとしないことです。本を読んでいることを示して欲しいと思いますので、本の内容を具体的に例示していくことが重要です。

2. 講義は本に出てくる「場」と「資格」の概念と本のなかで紹介される例(習慣、慣行、行動パターン、伝統など)との関係について考えながら読む(あるいは読み直す)ことです。「日本人は何々」や「インド人は何々」という結論だけでなく、それは中根氏が言う「場」や「資格」はどういう関係があるかを説明できるようにしてほしいと思います。

3. 詳しく書くこと。ごく短い回答の評価は低くなります。

頑張ってください。

マスデン