2011年5月31日火曜日

学生を退室させた件について

先週、私語を注意している最中に私語を続ける学生がいましたので、退室させました。その件について、誤解がないように3つのことを明確にしてほしいと思います。
  1. 退室させたことは前回限りのこと
    退室させた学生に、私語しないで、授業に参加してほしいと思います。私としては、先週退出させたことは先週限りのことです。
  2. 「静かになってよかった」との声が多かった
    私語の件について、たくさんのメールをもらいました。圧倒的な多かったのは「静かになってよかった」との主旨のメールでした。私語がしたいと思ったときに、私の気持ちよりも、やはり、他の受講生の気持ちを考えてほしいと思います。
  3. 机を叩いたのは、やはり、やり過ぎだったと思う
    多くの受講生は、異口同音に「厳しく注意してよかった」と書いてくれました。しかし、一人の受講生は次のように書いてくれました。「今日の講義ではいつもより私語が少なくて良かったと思います。でも、あれくらいの私語で机を叩いたのは少しやりすぎかなぁとも感じました。」実は、私もそう思います。私語を続けた学生を退室させたのはよかっただろうと思いますが、やはり、机を叩かずに、より冷静に対応すべきだったと思います。特に「アメリカ人はそうするのか?」と思われたら困ると思っています。もし、先週の私の注意の仕方をだれかが携帯などで録画していて、そして複数のアメリカの大学教員に見せたら、ほとんどの人は「けしからん」とか「行き過ぎ」とか「みっともない」というようなことを言うと思います。机を叩いたのは「アメリカ人のやり方」ではなく、未熟な私がしてしまったことです。
最後に、私語の件についてメールを書いてくれた皆さんにお礼を述べたいと思います。私を応援したり励ましたりするメールが多かったこともたいへんありがたいと思いますし、「机を叩いたのは少しやりすぎ」とストレートに書いてくれた学生も偉いと思います。「ちょっとやりすぎ」と思っても、実名でその意見を教員に送るのをためらう学生が多いだろうと思います。しかし、その学生の書き方はまったく攻撃的ではなく、授業でも話している「アサーティブ・コミュニケーション」のお手本のような書き方だと思います。このような形で、攻撃的な言い方を避けながら、相手にちゃんとわかるように意見を伝える習慣は、国際的な仕事場などでたいへん役に立つと思います。

0 件のコメント: