さきほど4月26日の講義に使ったパワーポイントファイルを学内私書箱に入れました。
講義では銃社会としてのアメリカの歴史的背景について話した後に、マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」の一部を見せました。メールのほとんどはこのドキュメンタリーをめぐる感想でした。ドキュメンタリーが講義より面白いのはよくわかりますが、講義内容の要約であるはずのメールが、講義そのものを省略して、ビデオやDVDに関する感想のみになってしまうと、好ましいことではないと思います。また、ムーアのドキュメンタリーのインパクトが強すぎて、皮肉のことに、DVDを通じて「メディアの問題」を理解したと書いて学生の多くは、ムーアの言い分を鵜呑みにしていたようです。
次回の講義で、前回あまりよく伝わらなかった内容を改めて説明してから、ムーアのドキュメンタリーの中のカナダに関する部分を引き合いにしながら、メディアとの付き合い方について考えていきたいと思います。
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