第21回外国人留学生弁論大会
- 日時: 平成23(2011)年6月11日(土)
13:00開場 13:30開演 - 会場: 多目的ホール(熊本学園大学 学生会館4階)
- 入場: 無料
- 出場者(予定): 本学に在籍する世界各国からの学生
弁論大会に出席して、弁論をよく聞いたことが伝わるように、600字以上の感想文を書いて、メールで送ってくれれば、課題として認めます。
G: 「日本人は初対面の留学生に対して『どこの国の人?』と普通に聞きます。しかし、留学生からしてみたら、その質問は良い気分はしないとテレビで見たことがあります。これも文化の違いなのでしょうか? 」
M: どのような状況で「どこの国の人?」と言われた留学生がそのことを不快に思うかがよくわかりません。講義で少しコメントしたいと思いますが、デレビでのまとめ方に問題があったのではないかと思います。
G: 「去年ゼミで交換留学で日本に来た中国人の女の子と一年間過ごしました。自分のそれまでイメージしていた中国人と全く違っていて、先生が言われたように人間としては変わらないんだとおもいました。」
M: うれしいコメントですね。
テストでは論述形式でと書いていたけど、著者が言おうとしていること・著者の主張について自由に自分の考えを規定の字数内に答えるという感じのテストなんですか?次の返事をメールで送りました。
これは大事な質問です。「自分の考え」を書く余裕があれば是非書いてほしいと思いますが、姜氏の主張等を素通りして、自分の意見だけを書いてしまった場合には、評価できません。講義に関する質問についても同じことが言えます。姜氏が一番言おうとしていることは何々、という結論だけだったら本と直結する文1つだけ書いて、後は自分の意見や感想というようなと書き方なら評価はかなり低くなります。「姜氏が一番言おうとしていることは***だと」切り出し、その後に姜氏の主張について更にくわしく説明することになります。どのような理由で***がいいと言っているのか?姜氏がいいという***と相容れない見解・立場としてはどのようなものに言及しているか?などのような事柄について詳しく書く必要があります。「一番言おうとしていることは***だ」という結論よりも、その理由や肉付けが重要です。別の言い方をするなら、「この学生が実際に本を読んでいることがよくわかります」というような答案になるようにしてほしいと思います。
P.23の中西さんに代表される「新・国体」論というのは、日本において美意識を究極の価値とすること(でいいのでしょうか…)と書かれてありますが、この美意識はどういうもの、どういう見方なのでしょうか?まず、「国体」については「政教分離規定と靖国問題」でちょっと触れましたが、国家神道を中核とする戦前のナショナリズム・愛国の形態を指す言葉です。「新・国体」という言い方は、戦後の新しいナショナリズムや愛国の形態ではありますが、悲惨な戦争につながった戦前・戦時中の発想とどこかで似ているという考えを表現するために姜氏が使っていると思います。
私もテキストに目を通しましたがなかなか内容が読み込めません。本を読み私なりに作者の主張などをまとめてみると‥
作者は愛国心を考える上で***になるべきではないと考えている。《中略》といったことなどを作者は伝えたいのかなあと思いましたがどうなのでしょうか‥
あと本の内容の実例をあげて作者の主張を答えるテスト形式ですがいまいち本のは内容の実例というのが一体なんなのかが理解できません‥このメールを高く評価しています。本を読んで理解できたことを書いた上で質問もしてくれました。言葉を"***"に置き換えたり、まとめの大部分を《中略》にしたりしたのは、かなり的を得た要約だと思うからです。ブログでこの的を得たところを褒めると「回答例」になってしまい、本を読まずに、このまとめ方を真似するだけというような答案の書き方を防ぐために、あえて中身を伏せています。