2011年1月19日水曜日

「テキストを入手できない」問題

「テキストが手に入らない」ということで困っている、という主旨のメールが届いています。9月や10月に講義で繰り返しテキストと試験問題について話しましたが、11月、12月になってからはもう少し入手するように催促すべきだったと反省しています。テキストに関する問題は全体の4割となっていますので、テキスト関連の問題で零点となると成績にかなり響きます。そこで、ぎりぎりになってしまいましたが、今日、救済策を考えました。下記の本は図書館にあるはずですが、どうしてもテキストを入手できなかった場合には、そのうちの一冊を選んで、読んでください。試験では選んだ本に関するエッセーを書いた場合には、本来読むべき本を読んでいないということで多少減点しないといけないと思いますが、おそらく本来の点数の6、7割分を与えられると思います。なお、試験では本の題をはっきりと書いた上で、その中身について具体的に、そしてできるだけ詳しく考察してください。
  1. 民族とネイション : ナショナリズムという難問
    塩川伸明著
    東京 : 岩波書店, 2008.11
    1階文庫・新書
  2. ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る
    梅森直之編著
    東京 : 光文社, 2007.5
    1階一般図書
    311.3/A46
  3. 民族とナショナリズム
    アーネスト・ゲルナー著 ; 加藤節監訳
    東京 : 岩波書店, 2000.12
    1階一般図書
    311.3/G33
  4. 今こそアーレントを読み直す
    仲正昌樹著
    東京 : 講談社, 2009.5
    1階文庫・新書
  5. ナショナリズムとメディア : 日本近代化過程における新聞の功罪
    鈴木健二著
    東京 : 岩波書店, 1997
    1階一般図書 361.45/SU96
上記の本が貸し出し中などの問題があった場合にはメールで連絡してください。図書館にある他の本の提案をメールで送ります。

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